広橋産婦人科クリニック

体の豆知識

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経口避妊薬(ピル)
経口避妊薬ってなあに?
名前は聞いたことがあるけれど、詳しいことはよく知らない。 きっとそんな人がほとんどでしょう。
「どんな効果があるの?」「のみ方はむずかしくないの?」 ここでは、そんな不安や疑問にお答えします。
経口避妊薬(ピル)は正しく服用すればほぽ100%の避妊効果が期待でき、女性が自らの手で完全にコントロールできる避妊法です。

●ピルの効果
ピルは、次の3つのはたらきにより、避妊効果をあらわします。
1.排卵を抑制する
2.子宮内膜を変化させる
 (受精卵が着床しにくい状態にする)
3.子宮頸管粘液を変化させる
 (精子が子宮内に侵入しにくい状態にする)


画像ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つ の女性ホルモンが含まれていますが、これが脳下垂体に作用して卵胞刺激ホルモンおよび黄体形成ホルモンの分泌を抑制します。

これにより、卵胞の成熟が抑えられ、卵胞ホルモン、黄体ホルモンの分泌も抑制され、また、ピルには子宮内膜を受精卵が着床しにくい状態にしたり、子宮頸管粘液に変化を及ぽして精子の子宮への侵入を妨げるなどの避妊効果を高める働きもあります。
 
性感染症(STD)について
性感染症(STD)はセックスで感染する病気の総称で、
昔から知られている梅毒や淋病、エイズ以外にも多くの種類があります。
原因はウイルスや細菌などさまざまで,症状も多岐にわたります。

病気
原因

症状特徴など

梅毒 梅毒トレポネーマ ●感染2〜3週間後、外陰部に固いしこりができ、 2〜3ヵ月後にはからだ全体に発疹などの皮膚症状があらわれる

●早期に治療を開始すれば完治するが進行すると脳の神経が 侵されることもある
淋病 淋菌 ●異臭のある黄色い膿のようなおりものが増加し、外陰部がかゆくなる

●尿道感染すると尿道炎や膀胱炎になり、排尿時に痛みを感じる

●症状が進むと激しい下腹部痛と発熱が起こり、不妊の原因になる
エイズ ヒト免疫不全ウイルス
(HIV)
●感染後、多くは無症状

●数ヵ月〜十数年潜伏期間を経て、やがて免疫力の 低下とともに発熱,、下痢、強い疲労感が起こる

さらに進むと種々の感染症や悪性腫瘍を多発し、 2〜3年で死に至る

クラミジア感染症

クラミジアトラコマティス ●おりものが少し増える程度で ほとんど無症状のためきづかないことが多い

●進行すると卵管炎や骨盤内感染症を起こして、 不妊の原因にもなる

性器ヘルペス

単純ヘルペスウィルス ●外陰部に水泡ができ、やがて激しい痛みを伴う潰瘍になる

●発熱、倦怠感などの全身症状を伴う

●再発しやすい
カンジタ膣炎 カンジタアルビカンス
(カビの一種)
●白色の豆腐のようなぽろぽろしたおりものが増えて、 外陰部に激しいかゆみを感じる

●再発しやすい

トリコモナス膣炎

 

トリコモナス原虫 ●黄色く泡立つおりものが増えて、悪臭を伴う

●外陰部にかゆみと焼けつくような痛みを感じる

●性交時に痛みを感じる
非特異性膣炎 大腸菌、ブドウ球菌、 レンサ球菌などの細菌 ●茶褐色や緑色のおりものが増加して、外陰部にかゆみや痛みを感じる

●外陰部が赤くただれたり腫れたりする
毛じらみ症 毛じらみ ●外陰部に激しいかゆみを感じる
疥癬 疥癬虫

●外陰部に激しいかゆみを感じる

!性感染症を予防するために !
●不特定多数とのセックスは避け、パートナーを特定する
●セックスの前後は体を清潔に保つ
●コンドームを正しく使用する